僕だけのヒーロー 第25話
「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドモンさんの太い叫び声が僕の部屋の中に響き渡ります。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
タイムイエローにクロノチェンジし、床の上に大の字にひっくり返っているドモンさん。その腰がガクガクと痙攣を繰り返し、持ち上がったかと思えばそのままブルブルと震え、ドスンと言う音を立てて床に伸びます。
ヴヴヴヴヴヴヴヴッッッッッッッッ!!!!!!!!
小刻みな低い振動音が響き、
「…ふ…ッ、…ぐ…ッ!!…うううう…ッッッッ!!!!」
と、ドモンさんが顔を真っ赤にし、呻きます。
「…く…っそ…オオオオオオオオ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
タイムイエローの光沢のある鮮やかな黄色のスーツ。そのガッシリとした2本の足の付け根部分。そこにはドモンさんの男としての象徴であるペニスが大きな山を作り出していました。そんなペニスの先端部分、きれいなフォルムが出来上がっているその部分にエビル・サンダーを当てているのです。
「…フフッ!!」
僕はニヤニヤと笑います。
「どうですか、ドモンさん?エビル・サンダーのお味は?」
ヴヴヴヴと言う低い振動を立てながら、ドモンさんのペニスを刺激します。その低い振動が小刻みな波となってタイムイエローのスーツを震わせています。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
その時、ドモンさんが目を大きく見開き、何とも言えない声を上げ始めました。
「…?」
僕はエビル・サンダーのスイッチを切りました。するとドモンさんは、
「…ッ!!」
と、一瞬、体をビクリと痙攣させると、タイムイエローの鮮やかな黄色の手袋でその部分を覆い、体をくの字に折り曲げて横を向きました。
「…ううッ!!…ぐ…ッ、…うううう…ッッッッ!!!!」
大きく勃起したその部分を押さえ、体をくの字に折り曲げて苦悶の表情を浮かべるドモンさん。
「…オレ…の…ッ!!…オレの…、…チンポが…ッ!!…痺れる…ッ!!」
強烈な電撃を食らわされて激痛に顔を歪ませるドモンさん。と言うか、ドモンさんの演技って凄い。その役になり切ってるんです。
「どうですか、ドモンさん。もう終わりですか?」
僕はそう言って倒れているドモンさんの前に立ちました。僕のアソコは完全に勃起し、タイムグリーンの光沢のある鮮やかな緑色のスーツの中で臍に向かって真っ直ぐに伸びています。そして、そのスーツの先端部分は光沢を失っていました。そんな僕の股間は、ドモンさんが下から見上げれば、その山型がはっきりと分かるほどでした。すると、ドモンさんは、
「…まッ、まだまだああああッッッッ!!!!」
と言うといきなり立ち上がり、僕を物凄い勢いで抱き締めました。そして、そのまま僕を押し倒したのです。とは言っても、そこはドモンさんの優しさ。僕が頭をぶつけないように、ガッシリとした両腕を僕の背中へ回し、それをクッションにしていたのです。
「…ク…ッ!!」
ドモンさんと僕とでは力の差は歴然。ドモンさんが物凄い力で僕を抱き締めています。
その時でした。
不意にドモンさんがニコッと微笑んだかと思うと、その顔が僕の顔に近付き、
…チュッ!!
と言う音と共に僕にキスをしたのです。
「…ドモン…さん?」
僕はビックリして、思わずそう言ってしまいました。するとドモンさんは優しい笑みを浮かべて、
「…ゴメン。…でもさ、シオンにキスしたかったんだ…!!」
と言いました。そして、
「さぁッ、シオンッ!!ここからどうするッ!?」
と言いながら、僕を再びギュッと抱き締めて来ました。
「…あ…」
僕は不意に横を向いてやりました。
「え?」
それに釣られてドモンさんの顔がその方向に動きます。と同時に、腕の力が緩みました。
「食らえッ!!」
その隙を突いて、僕はドモンさんの脇腹へキックを繰り出しました。いや、繰り出す、と言うよりは足でドモンさんの大きな体を押し退ける、と言った方が早いかもしれません。するとドモンさんは、
「うわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と悲鳴を上げて派手に横へ倒れました。
「…きッ、汚ねぇぞぉッ、シオンんんんんッッッッ!!!!」
ドモンさんが立ち上がろうとします。そうはさせまいと、僕は四つん這いになっているドモンさんの股の間に背後からエビル・サンダーを入れ、スイッチを入れました。
ヴヴヴヴヴヴヴヴッッッッッッッッ!!!!!!!!
低い振動音が聞こえ始めたその瞬間、
「ぐうおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、ドモンさんが咆えるような叫び声を上げ始めました。そして、
「…あ…あ…あ…あ…!!」
と、目をカッと見開いたまま短い声を上げていたかと思うと、
「…う…ッ!!」
と言って、そのまま前のめりに倒れ込みました。
「…ぐ…ッ、…うううう…ッッッッ!!!!」
お尻を突き出すようにしてその股の間に両手を忍ばせているドモンさん。
「滑稽ですねぇ、ドモンさん」
僕はそう言うと、ドモンさんの体を仰向けに押し倒しました。
「…く…っそ…オオオオ…ッッッッ!!!!」
ドモンさんが僕を睨み付けます。その時、僕はそんなドモンさんのお腹の上にドスンと腰を下ろしたのです。
「ぐふえッ!!」
ドモンさんが呻きます。
「…さぁて、どうしてあげましょうか…?」
僕がニヤニヤと笑うと、
「どっ、退けよッ!!」
と、ドモンさんが僕を睨みます。
「まず、ドモンさんの力を全部吸い取ってあげましょう」
僕はそう言うとドモンさんの両腕を両足で踏み付けるようにして押え付けました。
「…ドモンさん、痛くないですか?」
ちょっと心配だった僕がそう言うと、ドモンさんは少し微笑み、コクンと頷きました。
「重くないですか?」
するとドモンさん、ちょっと考え込むと、
「…ちと、…重いかも…」
と言いました。
ちょっとムカッ!!
「…そうですか…」
僕は冷たく言い放つと、両腕をドモンさんの脇の下に入れました。
「なッ、何をする気だよッ!?」
ドモンさんの声が上ずります。僕はニヤリとして、
「…決まってるでしょう?ドモンさんの力を吸い取るんですよッ!!」
と言った途端、思い切りドモンさんの脇の下をくすぐり始めました。
「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
あまりに突然のことに、ドモンさんは目をカッと見開き、体をビクビクと跳ねらせ始めました。
「…や…ッ、…止め…ろ…オオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」
為す術のなくくすぐられるドモンさん。その顔がどんどn真っ赤になって行きます。
「…ぐ…ッ、…ぐふ…ッ!!」
笑いを必死に堪えてるみたいです。
「さぁッ!!ドモンさんを腑抜けにしてあげますッッッッ!!!!」
僕はそう言うと更にくすぐる速さを速くしました。その瞬間、
「ギャハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と、ドモンさんがとうとう笑い始めました。
「…シッ、シオンんんんんッッッッ!!!!…マッ、…マジでくすぐってええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!ギャハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「ギブアップ?」
僕が尋ねると、
「…ギッ、…ギブギブッ!!」
と、ドモンさんは首をガクガクと縦に振ったのでした。