僕だけのヒーロー 第26話
「…んく…ッ!!…うう…ッ…!!」
タイムイエローにクロノチェンジして、同じくタイムグリーンにクロノチェンジしている僕にやられているドモンさん。
「…フフッ!!」
床の上に大の字に横たわったドモンさんの横で、僕はドモンさんを見下ろし、静かに笑いました。
「遂にギブアップしましたか、ドモンさん?」
僕がそう言うと、ドモンさんは、
「…はぁ…ッ…!!…はぁ…ッ…!!」
と荒い呼吸を繰り返し、タイムイエローの光沢のある鮮やかな黄色のスーツの胸の部分を大きく上下に動かしました。そして、視線だけを僕の方へ向け、
「…く…、…っそ…オオオオ…ッッッッ!!!!」
と小さく呻き声を上げたのです。
これからそんなドモンさんを思い切り甚振れる。と言うか、ドモンさんを好きに出来る。そう思うだけで、僕は興奮の絶頂でした。実際、タイムグリーンの光沢のある鮮やかな緑色のスーツの中で僕のペニスは大きく勃起し、クッキリとした山型を作っていました。
「…覚悟は出来ているんでしょうね、ドモンさん?」
僕はそう言うと立ち上がり、ドモンさんの脇腹を軽く蹴り上げました。いえ、蹴った、と言うよりは、グイッと押した、と言った方がいいかもしれません。するとドモンさんは、
「ぐわああああッッッッ!!!!」
と大袈裟な悲鳴を上げて派手にゴロゴロと転がり、ベッドの下で蹲りました。
「…ち…、…っき…、…しょ…オオオオオオオオ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ドモンさんが僕を睨み付けます。そして、何とかして体を起こそうとしました。でもすぐに、
「ぐふッ!?」
と言って、床の上に再びひっくり返ったのです。
「…ドモンさん…。…やっぱり…、…カッコイイ…!!」
僕を睨み付けた時のドモンさんの表情が本当にカッコ良くて…。その時の僕は、思わずドモンさんに抱き付こうかと思うほどでした。するとドモンさんは、優しい微笑みを浮かべながら、
「シオン様の御命令ですから。つーか、演技だってのッ!!」
と言い、
「…お前の…、…好きにしていいんだぜ…、…シオン…」
と言うと、再びキッと僕を睨み付けました。
「…フフッ!!」
ノリノリな雰囲気をぶち壊すわけも行かず、僕はニヤリと笑うと、
「本当にギブアップですか?…でも、それが見せ掛けで、反撃されたら僕は確実に負けますし…」
と言うと、ドモンさんに更に近付くと、
「念のために全精力を奪っておきましょう…!!」
と言い、ドモンさんの胸倉を左手で掴みました。
「…う、…ぐ…ッ!!」
ドモンさんがヨロヨロと立ち上がります。
「ほら、さっさと立って下さい」
「…ぐ…ッ、…おおおお…ッッッッ!!!!」
僕がドモンさんの胸倉を掴んでいる左腕を徐々に上へ上げて行きます。それに合わせるように、ドモンさんがゆっくりと立ち上がって行きます。
「食らえッ!!」
そう言うと、僕は今度はドモンさんの腹を掛けてパンチをめり込ませました。もちろん、ゆっくりですけどね。右拳がドモンさんの筋肉質な腹部に減り込んで行ったその時、
「ぐふっ!?」
とドモンさんが呻き声を上げ、腰をくの字に曲げます。
「それええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
すかさず僕は、今度はドモンさんの顔面に右ストレートをお見舞いしました。暖かく、柔らかいドモンさんの頬に右拳が減り込んだ時、
「ぐはああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
とドモンさんが叫び、派手に背後へ飛び、そのままベッドの上に倒れました。
「…く…ッ、…く…っそ…オオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」
そんなドモンさんが立ち上がろうとした時、不意に足を縺れさせました。そして、
「あうッ!?」
と言う素っ頓狂な声と共に、ドモンさんの体が四つん這いになりました。
「隙ありいいいいいいいいッッッッッッッッ!!!!!!!!」
僕はすかさずドモンさんの背後に回りこみ、再びエビル・サンダーのスイッチを入れました。
ヴヴヴヴヴヴヴヴッッッッッッッッ!!!!!!!!
細かな低い振動音が聞こえたその瞬間、
「うぐわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
とドモンさんが悲鳴を上げ、顔を上げて目をカッと見開いて叫びました。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
エビル・サンダーを持つ僕の右手に、ドモンさんのペニスがビクビクと脈打つ感覚が伝わって来ます。
「…やッ、…止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!…止めて…ッ、…くれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドモンさんは頭を何度も激しく上下に動かし、目をギュッと閉じてその刺激を耐えようとします。でもそのうち、
「…あ…あ…あ…あ…!!」
と言ったかと思うと、その目が虚ろになり、
「…う…ッ!!」
と言ったかと思うと、そのまま横へ仰向けに倒れました。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
ドモンさん、体をビクッ、ビクッ、と痙攣させます。
「…か…ッ、…体が…ッ!!…動か…、…ねぇ…ッ!!」
「…ククク…!!」
僕は低く笑うと、
「さぁ、ドモンさんッ!!今度こそ、完全に腑抜けにしてあげますッ!!そして、僕の奴隷にしてあげますッ!!」
と言い、ドモンさんの両足を掴んで持ち上げたのです。
「なッ、何をする気だああああッッッッ!!!?」
ドモンさんが怯えの表情を見せます。
「言ったでしょう?ドモンさんを完全に腑抜けにするんですよッ!!」
僕はドモンさんのガッシリとした2本の足の付け根部分に右足を捻じ込ませました。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
何をされるのか、分かったのでしょう。ドモンさんの声が震えています。それに、心なしか、息遣いが荒いんです。ドモンさん、本当は物凄くマゾなんじゃないでしょうか…。
「覚悟して下さいねッ!!」
僕はそう言うと、ドモンさんの股間に捩じ込ませていた足を小刻みに動かし始めました。
「ああッ!?ああッ!?ああッ!!ああッ!!」
ドモンさんは目をカッと見開き、体をビクッ、ビクッ、と跳ねらせます。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
ドモンさんが叫び、両手を頭上へ投げ出しています。やられたい放題のドモンさん。
「もっと味わっていただきましょうッ!!」
僕は足の動きを更に速めました。
キュッ!!キュキュッッッッ!!!!ザワザワッ!!ザワザワザワザワッッッッ!!!!
緑色のブーツと、黄色のスーツが擦れ合う音がします。
「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドモンさんの悲鳴が大きくなります。その時、ドモンさんの股間に変化が表れ始めました。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
タイムイエローのスーツの中で大きくなっているドモンさんのペニス。それが刺激によって更に大きくなったような気がしたのです。
「…ドモンさぁん…。…凄く感じちゃってるんですねぇ…!!…フフッ、ただでさえ大きくなっているのに、もっと大きくなっているじゃないですかぁッ!!」
電気アンマを掛けながら、僕はドモンさんに揶揄を投げかけます。
「…うッ、…うく…ッ!!…ぐ…うううう…ッッッッ!!!!」
ドモンさんはギュッと目を閉じ、その刺激を必死に堪えようとしていました。