僕だけのヒーロー 第44話
「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
タイムグリーンの光沢のある鮮やかな緑色のクロノスーツの中で大きく勃起した僕の男としての象徴・ペニス。それをタイムレッドの鮮やかな赤色のグローブに包まれた竜也さんの右手が包み込んだ瞬間、僕の体にはこの上ない強烈な電流が流れました。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
竜也さんが。
僕のことを大好きで、僕も大好きな竜也さんが、僕のそこをそっと包み込んでいます。
「そんなに感じちゃったんだ、シオンん?」
ニヤニヤと笑いながら僕に言う竜也さん。
「…あ…ッ、…ああ…ッ!!」
竜也さんの手の温もりを感じただけで僕のペニスはビクビクと脈打ち、今にも爆発しそうなくらいです。
「シオンのオチンチン、大きいなぁ。…それに…、…凄く硬いし、熱いし…」
そう言うと、竜也さんは僕のそこをクロノスーツ越しにそっと撫で始めました。
「あッ!!…んんッ!!…く…ぅ…ッ!!」
竜也さんの手が優しく動くたびに僕の体にはビリビリとした電流が流れ、僕の体はビクッ、ビクッ、と跳ねます。
その時でした。
「取り敢えずッ!!シオンのここをきれいにしないとねぇッ!!」
そう言った竜也さんの右手が僕のスーツの裂け目へと入って来ました。
「…え!?」
そして、そのスーツの中で大きく勃起している僕のペニスを直接、握ったのです。
「んんんんああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ただでさえ、大好きな竜也さんに触られているって言うだけで滅茶苦茶感じてしまうのに、そんなにギュッと握られたら…。
「…あ…ッ!!…ああああ…ッッッッ!!!!」
僕が体を仰け反らせて叫んだその瞬間でした。
グジュッ!!グジュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!
その瞬間、僕のペニスがビクビクと脈打ったかと思うと、グジュグジュと言う淫猥な音と共にドクドクと透明な粘着質な液体が溢れ出したのです。
「あははははははははッッッッッッッッ!!!!!!!!」
竜也さんが嬉しそうに笑います。
「本当に感度良好だなぁッ、シオンのオチンチンは!!」
「…あ…あ…あ…あ…!!」
僕のスーツのその部分はさっきよりも染みが広がり、光沢を失っている部分が更に大きくなっています。そして、
…グジュッ!!…グジュッ!!
と言う音と共に、次から次へと淫猥な液体が溢れて来ていました。
「…シオンん」
「…は…、…い…」
竜也さんの顔が今までにないほどにニヤニヤと意地悪く笑っています。それが何を意味しているのか、僕は瞬時にして分かりました。そして、顔を真っ赤にした時でした。
「…シオンのオチンチン、そろそろご開帳と行こうか!!」
「やああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
思わず悲鳴を上げてしまいました。
「…は…ッ、…恥ずかしい…、…ですう…ッ!!」
竜也さんに僕のペニスを見られてしまう。そう思うだけで顔から火が出そうでした。
その時でした。
グチュッ、と言う淫猥な音が聞こえたのと同時に、僕はひんやりとした感触をその部分で感じ取っていました。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
顔が更に熱くなります。
「…へぇぇ…。…これがシオンのオチンチンかぁ…!!」
「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
僕は思わず叫んでしまいました。
「…たッ、…竜也さんッ!!…みッ、見ないで下さいッ!!」
「…凄く綺麗な色をしていんだねぇ…。…フフッ!!…ドモンが言った通りだ。まだまだ使ったことがないみたいだね!!」
「うひゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッ、ドモンさんったら、何を話してるんでしょうか!?
「…そッ、…そんなに見ないでええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!…やだああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
思わず両手で顔を覆っていました。すると竜也さんは、
「何だよぉ、シオンん?」
と言うと、僕の腕をグイッとどけました。
「…して…」
「え?」
「…許して…、…下さい…!!」
僕は思わず懇願していました。すると竜也さんはちょっと苦笑して、
「…そんなに恥ずかしい?」
と聞いて来ました。
「…」
僕は何も言えず、ただ顔を真っ赤にして竜也さんを見つめているだけでした。
「…オレは、シオンの全てが見たいけどなぁ」
竜也さんの優しい笑顔。
「…シオンを気持ち良くしてあげたい。シオンをよがり狂わせてみたい!!シオンをいっぱい、いっぱい愛してあげたい!!」
竜也さんは僕の頭を撫でながら言います。
「大好きなシオン様だから、何だってしてあげたいんですッ!!」
「…竜也…さん…」
その時、竜也さんは再び僕のアソコをキュッと握りました。
「あッ!!」
僕はビクンと体を跳ねらせました。
「…イヤだ?…気持ち悪い?」
「…そんなこと…ない…です…」
僕のアソコは竜也さんの手の中で再び熱を帯び始め、ドクンッ、ドクンッ、と脈打っていました。
「じゃあ、シオン」
竜也さんはニッコリすると、
「何がしてほしいか、言ってごらん」
と言いました。
「何にも恥ずかしくないから。シオンがして欲しいこと、何だってしてあげるから!!」
「…気持ち…良く…、…して…下さい…」
「もっと具体的に言って?」
その時、竜也さんの僕のペニスを握る右手が少しだけゆるゆると上下し始めました。その途端、
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が聞こえ始め、同時に僕はビリビリとした感覚を覚え、
「あッ!!あッ!!ああッ!!ああッ!!」
と身悶え、喘ぎ声を上げました。
「…たッ、…竜也…さん…ッ!!」
「ここを、どうしてほしいの?」
「…た…、…食べて…下さい…!!」
快感が体中を駆け巡ります。僕は息も絶え絶えに竜也さんにお願いしました。
「…食べて…、…それから?」
竜也さんの顔が心なしか赤らんで見えます。
「あッ!!あッ!!…イッ、…イカせて…ッ、…下さいイイイイイイイイッッッッッッッッ!!!!!!!!」
気持ち良すぎて、意識も飛びそうなくらいになっていました。その時、竜也さんはニヤリとすると、
「かしこまりましたッ、シオン様ッ!!…でも、少しだけ意地悪するからなッ!!」
と言うと、その顔がゆっくりと僕のペニスの方へ移動して行きます。
(…意地悪…、…って…?)
ぼんやりとする意識の中で、僕は竜也さんの言葉を理解しようとしていました。と、次の瞬間、僕のそこは生温かい感触に包まれたのでした。