僕だけのヒーロー 第52話
僕が手にしていたリモコンのスイッチを入れた時、カチッ、と言う乾いた音が聞こえました。そして、
ヴヴヴヴヴヴヴヴ…。
と言う低い振動音が聞こえ始め、
「「ぐぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」」
と言う竜也さんとドモンさんの悲鳴が部屋の中に響き渡りました。
「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ぐぅおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
壁際に大の字に拘束されている2人。その体を捩ったり、腰をブンブンと前後に振ったり、体を仰け反らせるたびに、竜也さんはタイムレッドの光沢のある鮮やかな赤色のスーツが、そして、ドモンさんはタイムイエローの光沢のある鮮やかな黄色のスーツが部屋の照明に照らされてキラキラと輝きます。
「…シッ、…シオン様ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「…おッ、…お許し下さいいいいいいいいいッッッッッッッッ!!!!!!!!」
竜也さんもドモンさんも顔が真っ赤。いえ、顔だけではなく、目も真っ赤に充血しています。そして、ぽかんと開けられた口からははぁはぁと熱い吐息が零れ、同時に、その端からはポタポタと涎が零れ落ちました。
「…凄い…ッ!!」
僕は思わず息を飲みました。
「…え?」
その時、僕は僕自身のペニスに違和感を覚えました。そして、
「…あ…」
と声を上げました。
タイムグリーンの光沢のある鮮やかな緑色のスーツ。その中の、僕の男としての象徴が収められている場所。そこがぐっしょりと濡れ、光沢を失っていました。そして、大きく膨らんだその部分の先端からは、てらてらと照り輝く淫猥な液体が溢れ出していたのです。
「…竜也さんも…、…ドモンさんも…、…とってもエロいです…!!…って言うか、こんなに簡単に上手く行くとは思いませんでしたよ…!!」
僕が手にしているリモコンからは黒く細いコードが延び、それは途中で枝分かれしてその先には黒いゴム製のものが湿布のように付いています。そして、1つは竜也さんの、もう1つはドモンさんのペニスに巻き付き、それがヴヴヴと低い音を立てて振動していたのです。つまり、2人のペニスはそれによってあらゆる場所から刺激を受けていたのでした。
「ひがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
竜也さんが体を前のめりにして悲鳴を上げます。
「…やッ、…止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「…フフッ!!」
その時、僕はリモコンスイッチを切りました。その時、
「うぐッ!?」
「ふあッ!?」
と、それぞれに反応を示し、ガクリと首を垂れたかと思うと、
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
「…う…ッ、…うおおおお…ッッッッ!!!!」
と、竜也さんは呼吸を荒くし、ドモンさんは呻き声を上げました。
「いかがですか、新型エビル・サンダーのお味は?」
僕はそう言いながら、竜也さんに抱き付きます。
「…シッ、…シ…オ…ン…」
竜也さんの体は物凄く熱くなっています。
「先端の括れ1点だけを筋側から責めるより、ココ全体を責められるのって気持ち良いでしょう?」
そう言いながら、僕は竜也さんの大きく勃起しているそれをそっと握り、擦るように上下し始めました。その途端、
「あッ!!…んく…ッ、…んんんんッッッッ!!!!」
と、竜也さんは体をビクッ、ビクッ、と跳ねらせて喘ぎます。
「あはッ!!新型エビル・サンダーの刺激が、竜也さんのペニスを敏感にさせちゃいましたかね?」
その時、僕は手にヌルヌルとしたものが纏わり付いたのが分かりました。
「…あ〜…」
「…ッッッッ!!!!」
竜也さんは顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じます。
「…フフッ!!…竜也さんったら、やっぱりいやらしいなぁ。こんなに感じてるんですもん…」
そう言った時、僕は再びリモコンのスイッチを入れました。
ヴヴヴヴヴヴヴヴ…。
再び、あの低い振動音が聞こえ始めた瞬間、
「はうあッ!?」
と竜也さんが声を上げ、
「うひゃッ!?」
とドモンさんが驚いて体をビクリと跳ねらせました。
「…じゃあ、今度は…」
僕はリモコンのスイッチをもう一度押しました。その瞬間、
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
と、さっきまでとは違う振動音が聞こえ始め、
「「ぐわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」」
と、竜也さんとドモンさんの悲鳴が一層大きくなりました。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
「うぐおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
竜也さんは何とかして新型エビル・サンダーから逃れようと体を揺すります。一方、ドモンさんは大の字になったまま、その刺激を甘受しているような、そんな感じでした。実際、あの凛々しい顔が少しずつ歪み始めていましたし…。
「…シッ、…シオンんんんんんんんんッッッッッッッッ!!!!!!!!…たッ、頼むウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!…もッ、もうッ!!止めて、くれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
竜也さん、首をガクリと垂れ、苦しそうに叫びます。顔は真っ赤、眉間には深い皺が刻み込まれています。そして、口元からは淫猥な唾が飛び散っていました。と、その時でした。
「ああああッッッッ!!!!イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!」
突然、ドモンさんが叫び、腰を前後に振ります。そのたびに、その筋肉質なお尻が壁にぶつかり、バンバンと言う大きな音を立てました。
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
ドモンさんの真っ赤に腫れ上がったペニスの先端の鈴口からはドクドクと淫猥な液体が溢れ出し、床とを淫猥な糸で繋いでいました。
「ダメですよッ、ドモンさんッ!!」
そう言って、僕はリモコンのスイッチを切りました。
「…ッ!!…くは…ッ!!…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
竜也さんは一瞬、体を大きくビクリと跳ねらせ、ぐったりと首を垂れました。一方のドモンさんは、
「ぐああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と叫び続け、腰を前後に何度も何度も乱暴に揺り動かし、お尻で壁を何度も何度も叩き、目の前ではペニスがビクビクと何度も何度も揺れました。
「…ククク…!!」
僕はニヤニヤ笑いながら2人の前に立ちます。
その時でした。
「…もうッ、…止めて…、…下さい…。…シオン…様…ッ!!」
竜也さんは今にも泣きそうな表情で言います。
「お願いです、シオン様ッ!!もう、お許し下さいッ!!」
すると、今度はドモンさんが隣りから、
「お願いです、シオン様ッ!!…オレを…。…この淫乱なオレを…、…射精させて下さいッッッッ!!!!」
と言って来ました。
「…僕はもっと楽しみたいんですけどねぇ…」
そう言いながら、僕はリモコンのスイッチを入れます。と、その瞬間、
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
と言う強烈な振動音が聞こえ、
「「はうああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」」
と言う2人の声が響き渡ったのでした。