ジグザグ青春ロード 第17話

 

 僕の、イエローターボのスーツ。その、僕の男としての象徴がある場所がぐっしょりと濡れていた。

 濡れていたなんて生易しい表現ではない。濡れているだけならともかく、そこから溢れ出ているいやらしい液体がてらてらと輝いている。ゲル状の、粘着質のある液体が出ていたんだ。

「…あ…、…あぁ…!!

 ブルーターボに変身した洋平に、僕は無理矢理イエローターボに変身させられ、体中を愛撫された。そして、洋平が僕のアソコを触ったり、挙句の果てには僕を後ろからぎゅっと抱き締めてゆるゆるとそれを上下したり。その時、僕はあまりの気持ち良さに頭がぼぉっとなって…。

 気が付いたら、僕のアソコからはクチュクチュと言う音がしていたんだ。

「あはッ!俊介ぇ、やっぱり気持ちいいんじゃん!」

 肩越しに、洋平の明るい声が聞こえた。

「…うぅ…!」

 恥ずかしいったら、ありゃしない。いくら洋平が僕の彼氏だと言っても、やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしいわけで。僕の目にうっすらと涙が滲んだ。

 その時だったんだ。

 洋平が、僕の頬にチュッとキスをした。

「…よ、…洋…平…?」

 僕はちょっと首を動かす。

「かわいい、俊介」

 洋平の顔にまたドキッとしてしまう。優しい微笑み。

「…やっぱり、ズリィよ、洋平ぇ…!」

 意地悪な顔をしているのだったら、思い切り反撃していたかもしれない。でも、この優しい微笑みを見ると、そんな気力もなくなってしまう。むしろ、洋平の心の温かさがひしひしと伝わって来て、甘えん坊な僕が顔を出す。

「…その顔、…めっちゃ魅かれる…!」

「…ありがと…」

 すると、僕のアソコを握っていた洋平の右手が動き、僕の頭をぽんぽんと撫でた。

「…洋平ぇ…」

 僕は洋平の肩に頭を乗せる。

「…じゃあ…」

 洋平はそう言うと、再び、僕のアソコを握り直した。

「んッ!!

 その刺激に僕の体がピクリと反応する。そして、洋平の手が再び、ゆるゆると僕のアソコを上下し始めたんだ。

「…んッ!!…あぁ…ッ!!…あッ!!あッ!!あッ!!

 気持ちいい。他人に触られたり、ゆるゆるされるとこんなに気持ちいいんだ。

 クチュッ!!クチュクチュクチュ…!!

 僕のアソコからはトロトロといやらしい液体が、後から後から溢れて来る。

「…気持ちいい、…俊介…?」

 顔を紅潮させて洋平が僕に聞いて来る。心なしか、息遣いが少し荒いように思える。

「…き、…もち…いい…!!

 僕がそう言うと、洋平は嬉しそうな顔をした。

「…じゃあ…、…これはぁ…?」

 洋平は、僕のアソコを握っている右手を離すと、僕のアソコの先端をくすぐるようにクリクリと弄り始めたんだ。

「はあああッッッ!!!!

 それまで感じたことのなかった刺激が、僕に大声を上げさせる。

「あああッッッ!!!!あああッッッ!!!!

 思わず顔を仰け反らす僕。

「フフッ!俊介が自分で見つけた気持ちいいポイントだよな?」

「んなッ!?

 驚いて洋平の顔を見ると、洋平はニヤニヤと笑いながら僕の先端をくすぐっているんだ。

「んああああッッッッ!!!!

 ゾクゾクとした感覚が背筋を駆け抜ける。

「ほぉら、ほらほらぁ!!

 そう言うと洋平は、今度は両手の指先を使って僕のアソコの先端をくすぐり始めたんだ。

「んああああッッッッ!!!!んああああッッッッ!!!!

 気持ちいいなんてもんじゃない。それを通り越す快感が僕を狂わせる。

 クチュクチュクチュ…!!グチュグチュグチュ…!!

 淫猥な音がますます大きくなる。ドクドクと僕のアソコからいやらしい液体が駆け上っているのが分かる。

「じゃあ、1回出しておこうか!!

 洋平はそう言うと、僕のアソコを再び握り直し、ゆるゆると上下し始めたんだ。

「…ふえ?」

 僕は洋平の言っていることが良く分からなかった。それが分かった途端、僕の顔は真っ赤になった。

「…ほ、…本気…!?

 洋平の顔を思わず見る。

「ああ。最っ高に気持ちよくしてやるよ!」

 その途端、僕の体に、今までの中で最大級の快感が押し寄せたんだ。

「んあああああッッッッッ!!!!

 思わず足を前にぴんと張り、体を仰け反らせる。

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああッッッッッッ!!!!!!

 洋平の手が、小刻みに僕のアソコを上下している。その細かな動きが振動となって、僕のアソコに快感の電流を流しているんだ。

「…俊介…、…気持ちいい…?」

 僕はガクガクと首を縦に振る。

「…ちゃんと、…言葉で言って…?」

「…ッ!!

 僕は思わず口どもる。そんな恥ずかしいこと、言えるかっつの!!

「…言ってよ、…俊介。…気持ちいい、って、…言ってよ…!!

 そう言いながら、洋平の手の動きが更に早くなる。

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああッッッッッッ!!!!!!

 頭がぼぉっとして来る。と言うか、半分、狂っていた。

「…いい…」

「…え?」

 洋平が何かを聞き返したような気がした。でも、僕はもう滅茶苦茶だった。

「気持ちいいッ!!洋平ぇッ、気持ちいいよぉぉッッ!!!!

 とその時だった。

 僕の下腹部がじぃんとし始め、尻の筋肉がキュッと締まったような感覚がして…。

「…イッ、…イクッ!!イクイクイクッ!!イクウウウウウッッッッッ!!!!!!

 僕の足がぐんと突っ張った。

 ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!

 僕のアソコの先端がプクッと膨れ、次の瞬間、思い切り弾けた。そして、物凄い勢いで僕のアソコから精液が飛び出したんだ。そしてそれは、スーツの生地から物凄い勢いで飛び出し、肩や胸、お腹の上まで飛んだのだった。

 

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