最後の恋 第15話
光沢のある漆黒のスーツに包まれた大地君。ブラックターボに変身し、僕の下で布団の上に横たわっている。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
顔を赤らめ、目を潤ませ、はぁはぁと荒い呼吸をしている。そんな大地君の体にぴったりと密着するように纏わり付いているそのスーツは、大地君の体付きをクッキリと浮かび上がらせている。腕、胸、腹筋はもちろんのこと、陸上で鍛え上げられた太腿なんかパンパンで、ガッシリとしていた。
そして。
そんな大地君のガッシリとした2本の足の付け根部分に息づく、大地君の男としての象徴・ペニス。それは今、ブラックターボの光沢のある漆黒のスーツの中で大きく勃起し、臍へ向かって真っ直ぐに伸びていた。
「…ん…ッ、…んく…ッ!!」
大地君が時折、ビクッ、ビクッ、とペニスを脈打たせる。そのたびに、きれいなフォルムを作り上げている先端が一際、その存在感を浮き立たせていた。
「…フフッ!!」
僕は思わず笑ってしまった。
「随分とエッチだねぇ、大地君は」
そう言いながらおもむろに立ち上がり、布団の上で大の字になっている大地君を見下ろした。
「…英浩…、…さん…!?」
「…フフッ!!」
大地君は僕の体の変化に気付いたのか、目を大きく見開いて顔を更に赤らめた。
僕の2本の足の付け根部分。グレーのスウェットズボンに包まれた僕の男としての象徴・ペニス。それが今、大地君と同じように大きく勃起し、こんもりとした大きな山を作り出していたんだ。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
その時、大地君のペニスがブラックターボのスーツの中で再びビクッ、ビクッ、と脈打った。
「…ククク…!!」
僕も興奮の絶頂。多分、顔が赤らんでいたと思う。
「…大地君…。…本当にエッチだなぁ。そんなにやられたいの?」
僕はそう言うと右足をゆっくりと上げる。そして、それを大地君の大きく勃起したペニスの上に下ろし、グッと力を入れた。その途端、
「あッ!!」
と大地君が声を上げ、目をカッと見開き、ビクッ、と体を痙攣させた。
「…ククク…!!」
僕はその右足をゆっくりと動かす。大地君のペニスを踏み躙るように。すると大地君は、
「…あ…ッ!!…ああ…ッ!!」
と、僕の右足の動きに合わせるように声を上げる。
「…ひ、…英…浩…、…さん…ッ!!」
「まだまだだよ」
そう言うと、僕は右足の動きを少しずつ速めて行く。すると大地君は、
「あッ!!あッ!!あッ!!あッ!!」
と、僕の足の動きに合わせるように声の間隔を短くした。
「大地君。大地君のチンポ、僕の足の下でビクビクと脈打っているんだけど?」
「あッ!!あッ!!あッ!!あッ!!」
「…フフッ!!…ブラックターボ、正義のヒーローがこんなに変態だったなんてね…!!」
「うああああ…ッッッッ!!!!」
言われて恥ずかしいのか、大地君は顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じる。
ドクンッ!!ドクンッ!!
僕の心臓も大きく高鳴っている。おぞましい感情が僕を支配していた。
「…こんなにエッチなヒーローにはお仕置きが必要だね…!!」
僕はそう言うと、大地君のペニスの上に載せていた右足を下ろした。そして、大地君のガッシリとした両足首を持つとどっかりと腰を下ろしたんだ。その途端、
「なッ、何をッ!?」
と大地君が頭を上げ、怯えた声を上げる。
「覚悟はいい?」
僕はそう言うと、大地君の股の間に右足を捻じ込ませた。
「んあッ!?」
大地君は体をビクリと跳ねらせる。そして、
「んまッ、まさかッ!?」
と声を上ずらせた。
「そのまさかさッ!!」
その瞬間、僕は大地君の股の間に捻じ込ませている右足を小刻みに振動させた。
「ああッ!?ああッ!?ああッ!!ああッ!!」
大地君は体をビクビクと痙攣させながら、顔を真っ赤にして身悶えている。
「…やッ、…止めて…ッ、…下さい…ッ!!…英浩さんッ!!」
目をギュッと閉じ、その刺激を懸命に耐えようとする大地君。でも、大地君のペニスはビクビクと何度も脈打ち、明らかにその刺激を甘受していることを窺わせた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
でも、大地君は体を捩らせたり、暴れたりしようとはしない。
「…大地君?…逃げないんだ?余程、感じちゃってるのかな?」
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
唯一動かせるわけでもないが、頭だけを左右にブンブンと振り、声を上げ続ける。
「…じゃあ…」
その時、僕は大地君の股の間に電気アンマをするのを少し止め、大地君の両足首を掴んだまま、ゆっくりと立ち上がった。
「…え?」
目を虚ろにし、はぁはぁと荒い呼吸を繰り返す大地君が短く声を上げる。
「…ククク…!!」
僕はニヤニヤと笑う。すると大地君は、
「…い、…嫌だ…!!」
と言いながらも、ペニスをビクビクと脈打たせている。
「本当はされたいんだろ?気持ち良くなりたいんだろ?」
「…ぐ…ッ、…うううう…ッッッッ!!!!」
呻く大地君。僕はそんな大地君の股の間に息づく、大地君のペニスに再び足を載せた。
「…止めろ…!!」
大地君の声が心なしか、震えている。
「…おッ、…お願いです…、…英浩さんッ!!…止めて…、…下さい…!!」
「やぁだ!!」
その瞬間、僕の右足が物凄い勢いで動き始めた。そして、
「うぐッ!?…ぐうううう…ッッッッ!!!!」
と、大地君が呻く。でもすぐに、
「…ぅぅぅぅううううわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と悲鳴を上げ始めたんだ。
「ほらほらッ!!苦しめッ!!もっと苦しめッ!!」
暴魔百族か、僕は!!ブラックターボに変身している大地君を甚振る暴魔百族のような感覚。大地君のペニスを小刻みに刺激しながら、僕はそんなことを思っていた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
大地君は顔をブンブンと左右に動かし、目をギュッと閉じて悲鳴を上げ続ける。
「…やッ、…止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!…もう…ッ、…止めて…ッ、…くれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ノリなのか、本気なのか、大地君が叫ぶ。
その時、大地君が泣きそうな表情で僕を見上げた。
「…ひ、…ひで…、…ひろ…、…さん…ッ!!」
「どうしたぁ?」
僕の右足は一定のリズムで大地君のペニスを刺激している。すると大地君は、ニッコリとすると、
「…や…、…ヤバい…、…です…」
と言ったんだ。
「…え?」
「…ヤバい…!!…ふ…ッ、…んんんん…ッッッッ!!!!」
その時だった。急に大地君の体がビクッ、ビクッ、と何度も痙攣したかと思うと、
…グチュッ!!…グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が聞こえたのだった。