最後の恋 第16話

 

「…ふ…ッ、…んんんん…ッッッッ!!!!

 大地君が顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じてそう呻いた時、僕の右足の下にあった大地君の男としての象徴であるペニスがビクッ、ビクッ、と何度か脈打った。と同時に、

 …グチュッ!!…グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!

 と言う淫猥な音が聞こえ始めた。

「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!

 ブラックターボに変身した大地君。その両足を持ち上げられ、その股の間に僕の右足が捩じ込み、電気アンマをかけていた。

「…大地…、…君…?」

「…ッ!!…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!

 大地君は目を虚ろにし、はぁはぁと荒い呼吸を繰り返している。

「…まさか…、…イッちゃった…?」

 僕が尋ねると、大地君は首を左右に小さく振り、

「…でも…、…ヤバかった…です…!!

 と、少し照れたように笑った。

「…フフッ!!

 ぐわあっと胸が熱くなる感覚。大地君が僕の刺激で感じてくれて、グチュグチュと言う淫猥な音を立ててくれたのだから。

「…どれどれ…?」

 そう言うと、僕はゆっくりと足を退ける。そして、大地君のその部分が露わになった時、

「…やっぱり変態だね、大地君は…!!

 と言った。

「…く…ッ!!

 ちょっと恥ずかしそうにする大地君。

 大地君のガッシリとした2本の足の付け根部分。大きく勃起し、その形をクッキリと現したペニスの先端。きれいなフォルムを形成しているその部分からてらてらと照り輝く透明な淫猥な液体が溢れ出し、刺激によって擦れた部分は泡状になっていた。

「…ブラックターボの大事なところからいやらしい液体が溢れて来た…!!

 そう言いながら、僕は大地君の股の間に寝そべるようにする。

「…ひッ、英浩さんッ!?

 大地君は目を見開き、僕を見つめている。

「…フフッ!!

 僕は右手をそこへ伸ばし、大地君のペニスの先端で照り輝くそれを指先で掬った。

 …クチャ…。

 僕の指先と、大地君のそこが淫猥な糸で繋がる。

「…あぁあぁ…。…ブラックターボが…、…こぉんないやらしい液体を溢れさせるなんて…」

 そう言いながら、大地君のペニスの先端を指先で何度か触れる。そして、その指先を持ち上げると淫猥な糸が太さを変えながら伸びて行く。

「…く…ッ、…あ…、…あぁぁ…!!

「フフッ!!大地君のチンポ、ビクビクしてるよ?」

 興奮しているのか、恥じらっているのか、顔を真っ赤にしてそれを見つめている。

「大地君のここ、どんな味がするのかな?」

 そう言いながら、僕はゆっくりと顔を近付ける。その途端、大地君は、

「やッ、止めて下さいッ!!

 と言い出した。

「…ククク…!!

 僕の心臓が大きく高鳴っている。そして、僕自身の男としての象徴も大きく勃起し、痛いくらいだ。

「…止めろ…!!…止めてくれ…!!

 そう言いながらも、大地君は全く抵抗しない。それよりも、大地君の目の奥にあるおぞましい感情が物凄く伝わって来た。

「…さぁ…」

 僕は舌を出し、そこを舐め取る。

 …グチュッ!!

「うわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 大地君が悲鳴を上げる。

 …グチュッ!!…グチュグチュ…!!

 僕が舌を動かすと、

「…ん…ッ!!…んく…ッ!!

 と大地君が呻き、そのたびに大地君のペニスがビクッ、ビクッ、と脈打つ。

「気持ちいい?」

 僕が尋ねると、大地君はニッコリと微笑み、

「…ヤバいです…!!

 と言ったんだ。

「…じゃあ…」

 そう言うと僕は、今度は大地君のペニスを右手に包み込んだまま、体を大地君の真横へ持って行く。そして、大地君の唇に僕自身の唇を重ねた。

 …チュッ!!…クチュクチュ…!!

 僕が舌を出すと、それはスルリと大地君の口の中へ入って行く。

 クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!

 お互いに舌を絡ませ合う。

「…ふ…、…んんんん…ッッッッ!!!!

「…は…、…あはああああ…!!!!

 お互いの甘い吐息が響き合う。そして、僕の右手は大地君のペニスをゆるゆると上下に刺激し始める。

「んんんんッッッッ!!!!んんんんッッッッ!!!!

 その途端、大地君がビクリと体を跳ねらせ、呻き声を上げる。そして、

 グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!

 と言う淫猥な音も大きくなる。

「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!

 大地君は目を潤ませ、大きな呼吸を繰り返しながら僕を見つめている。

「フフッ!!

 僕は笑うと、今度は大地君の筋肉質な胸に顔を埋めるようにした。そして、そこに浮き出た2つの突起のうち、右側の突起に口付けたんだ。

 …チュッ!!

 唇を丸く窄めて吸い付くようなキスをした途端、

「はうあッ!?

 と、大地君が素っ頓狂な声を上げ、体を仰け反らせた。

 …チュッ!!…チュクッ!!

 キスをしたり、その突起を舌先で転がすようにする。すると大地君は、

「ああッ!!…っく…ッ!!…あッ!!…ああああ…ッッッッ!!!!

 と体を跳ねらせながら喘ぐ。

「…フフッ!!…大地君、胸が感じるのかな?」

 それだけ言うと、僕は体をずらし、大地君の体と僕の体がほぼ90度になるような位置へ移動する。そして、大地君の右胸の突起はそのまま舌先で、そして、今度は左胸の突起を左腕を伸ばして刺激し始めたんだ。

「んはああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 大地君が今まで以上に体を大きく跳ねらせる。

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!

 今まで感じたことがなかったであろう強烈な感覚が大地君を襲っているに違いない。筋肉質な両胸に浮き出た2つの突起だけではなく、大地君の男としての象徴であるペニスをも刺激されている。いわゆる3点責め。その証拠に、僕の右手に握られている大地君のペニスがさっきから何度も何度もビクンッ、ビクンッ、と脈打っているのだ。そして、

 グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

 と言う淫猥な音はますます大きくなり、ブラックターボの漆黒のスーツにその染みを広がらせて行く。

「…もッ、…もう…ッ!!…止めて…、…くれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 狂ったように叫ぶ大地君。そして、その体をバタバタと暴れさせた。

「…ククク…!!

 その時、僕はようやく大地君への刺激を止めたんだ。その途端、

「…ッッッッ!!!?

 と大地君は目をカッと見開き、上半身を少しだけ起こす。そして、

「…ぐは…ッ!!…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!

 と、布団の上にぐったりと伸びた。

「…じゃあ…、…そろそろ…」

 ドクンッ!!ドクンッ!!

 僕の心臓が更に大きく高鳴る。それと同時に僕を支配するおぞましい感情。

「…そろそろ、大地君のチンポ、見せてもらおうかな…!!

 

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