ジグザグ青春ロード 第23話

 

 ブルーターボに変身した洋平の白いグローブが、イエローターボに変身した僕の左胸の突起をキュッと摘まんだ。

「んあああああッッッッッ!!!!!!

 その瞬間、僕の体に言いようのないほどの電流が流れ、思わず声を上げた。

「…あ…あ…あ…!!

 僕の顔は真っ赤になり、目もかなり虚ろになっているのが自分でも分かった。

「フフッ!」

 洋平がそれを練り上げるように指を動かす。

「俊介君ったら、胸が感じちゃうんだもんなぁ!」

 そう言った洋平が起き上がり、僕の両腕を引っ張った。

「…え?」

 僕はその勢いで上半身が起き上がる。目の前にはニヤニヤしている洋平が。

「俊介君には、もっと感じてもらわなきゃね!!

 そう言いながら僕の背後に回り込む洋平。

「…い、…嫌だ…!!

 思わず口走っていた。

「え?止めちゃっていいのぉ?」

 そう言いながら洋平は、僕の背後にドスンと座り込むと、僕を跨ぐように足を開き、後ろから僕をギュッと抱き締めた。

 どこかで見たことのある光景。がっしりとした肉付きの足が4本。青、黄色、黄色、青の順番に並んでいる。

「…止めちゃって…いいの?」

 僕の耳元で洋平が囁くように言う。

「…んんッ!!

 その言葉だけで、僕の背中にはゾクゾクとした感覚が走り抜けた。

「…止めちゃっていいの、って、…聞いてるんだけど…?」

 そう言いながらも、洋平の手は僕の胸元で行ったり来たりを繰り返し、僕の両胸の突起をクリクリと弄る。

「んッ!!んあッ!!…あは…ッ!!

 その刺激の一つ一つに、僕はビクビクと反応してしまう。

「…お、…お、…おま…ッ!!

 何とかその刺激に耐えながら、僕は息も絶え絶えに声を上げる。

「…お前…ッ、…言ってることと、…やってることが、…違うだろうがぁ…ッ!!

 恥ずかしいったらありゃしない。顔は熱いし、目尻には涙が浮かんでるし。

 その時、洋平の顔が動いたかと思うと、

 チュッ!!

 と言う音を立てて、僕の右頬にキスをしたんだ。

「…じゃあ、…ちゃんと言って?」

 横目で洋平を見る。

「…お前…、…卑怯…ッ!!

 思わずそう言っていた。

「…そんな優しい顔を見せられたら、…断れなくなるじゃないかぁ…ッ!!

 ニッコリと優しく微笑む洋平。

「…じゃあ、…ちゃんと言ってよ…!」

「…止めないで…」

 僕がそう言った瞬間だった。

「あッ!!あッ!!あッ!!あッ!!

 その途端、洋平の指がうねうねと動き出し、僕の両胸の突起を再び弄り始めたんだ。時には弾いてみたり、時にはくすぐるように小刻みに動いてみたり。

「…気持ちいい、…俊介…?」

 耳元で囁く洋平の優しい声。

「…うん…、…うん…ッ!!

 僕は頷くしか出来ないでいた。

「…じゃあ、…今度はぁ…」

 その時、僕の両足の両サイドにあった洋平の両足が動いたのが見えた。

「んあああああッッッッッ!!!!

 その瞬間、僕の体に更なる電流が流れた。

「…俊介のここ、凄く固い…!!

 背後から洋平が言う。

「ああッ!!ああッ!!ああッ!!

 洋平の両足が、僕の大きくなったアソコを挟み込むように両サイドからやって来て、コリコリ、グリグリを繰り返すんだ。

「ああッ!!ああッ!!ああッ!!

 声を上げることしか、為す術がない僕。無意識のうちに、僕は体を仰け反らせていた。

「…すっげぇ、…いやらしい…、…俊介…!!

 洋平の声が上ずっている。

「胸もアソコもすっかり固くなってる!!

 とその時、洋平の足が不意に動きを速めたんだ。

「んあああああッッッッッ!!!!

 そのあまりの刺激に、僕は大声を上げた。

「あああッッッ!!!!あああッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!

 軽い小刻みな振動が、僕の固くなったアソコを更に刺激する。その振動が物凄く気持ち良くて。

 グチュグチュッ!!グチュグチュグチュッ!!

 その時、何度も聞いたあの淫猥な音が更に大きくなったように感じた。

「あはッ!俊介ったら、滅茶苦茶、感じてるじゃん!!

 足を小刻みに動かしながら、洋平が笑う。

「…も、…もうッ、…やだぁ…ッ!!

 目頭が熱い。意識がかなり朦朧としている。

「じゃあ、このままイカせちゃおうっか?」

「それもやだぁッ!!

 思わず叫んでいた。とその時、洋平がギュッと僕を抱き締めた。

「…はぁ…、…はぁ…!!

 息が物凄く上がっている。同じように、背後にいる洋平も大きく呼吸しているのが、背中を伝って感じ取れた。

「…洋平…ぇ…」

「ん?」

「…ちゃんと、…イカ…せて…!!

 僕はそう言うと、ゆっくりと洋平の方へ向き直った。

「…洋平の手で、…きちんと、…イカされたい…!!

 すると洋平は、ニッコリとあの優しい笑みを浮かべ、

「…分かった…」

 と言い、僕を再びベッドの上に横たわらせた。

「…なぁ、…俊介…」

 その時、洋平の顔が心なしか赤くなっているのに気付いた。

「…な、…何…?」

「…俊介のアソコ、…出していいか?」

「…うん…。…いいよ…」

 洋平は僕の彼氏だもん。僕だって洋平のアソコを生で見たし、生で食べちゃったって言う「前科」もあるわけだし。

「…じゃあ、お言葉に甘えて…」

 洋平はそう言うと、僕のターボスーツを左右に引っ張った。

 …ビッ!!…ビリリリ…ッ!!

 鈍い音がしてターボスーツが左右に引き裂かれ、そこから僕のアソコが顔を出したのだった。

 

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