毒牙　第１６話

　…ビクンッ!!…ビクンッ!!

　体と垂直に屹立している洋平の男としての象徴・ペニス。それは今、真っ赤に腫れ上がった先端の鈴口からトロトロと透明な淫猥な液体を滴らせていた。

「…あ…、…あが…ッ!?」

　顔を真っ赤にし、目を大きく見開く洋平。その体はブルブルと震え、口の端からは涎が零れ落ちていた。

「…あ…、…熱い…ッ!!」

　全身から汗が噴き出しそうなほど、焼け付くように体が熱い。

「…せ…ッ、…先生…ッ!?」

「…フフッ!!」

　その時、引間はウットリとしたような、だが、瞳の奥にはおぞましい感情がぐるぐると渦巻いているようにも見えた。

「…洋平君にはちょっと刺激が強かったかな…？」

　そう言いながら、引間は洋平の大きく屹立しているペニスを優しく握る。と、その瞬間、

「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

　と洋平が大声を上げて叫び、体をビクビクと痙攣させる。そして、

　…グジュッ!!…グジュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!

　と言う音と共に、真っ赤に腫れ上がったペニスの先端の鈴口からドクドクと淫猥な液体を垂らし続けた。

「…これ、何だと思う…？」

「…あ…あ…あ…あ…!!」

　だが、洋平は視線を引間に向けるのに精一杯と言う様子だ。引間はニッコリと微笑むと、

「いわゆる、媚薬ってやつだよ。洋平君の体をマッサージしていた時にもこれを使っていたんだけど、体が火照るのと同時に、物凄く気持ち良くなかったかい？」

　と言いながら、洋平のペニスをゆるゆると上下に刺激し始める。

　グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!

　引間が垂らした媚薬と、洋平のペニスから溢れ出る淫猥な液体がグチュグチュと言う淫猥なハーモニーを奏でる。そして、

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」

　と、洋平が上ずった声で喘ぐ。

「…せ…ッ、…せん…、…せ…え…ッ!!」

　ビクビクと体が痙攣を起こす。体の奥底からじんじんとした疼きがペニスを込み上げて来るのが分かる。

「気持ちいい、洋平君？」

　引間が尋ねると、洋平はガクガクと首を縦に振る。

「…気持ち…、…いい…ッ!!…気持ちいいいいいいいいいいいいいいいいいいッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

　その口元が綻び、快楽に酔い痴れている様子が窺えた。引間はニヤリとすると、

「…じゃあ、もっと気持ち良くなろうね…!!」

　と言うと、洋平のペニスを刺激する手の動きを少しずつ速め始めた。

　グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

　淫猥な音がますます重厚なハーモニーを奏でる。それと同時に、

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」

　と言う洋平の声も大きくなって行き、その体が徐々に弓なりになり始める。

「…せ…ッ、…先生…ッ!!…先生ええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

「イキそうかい？」

　引間がそう尋ねた時、洋平ははぁはぁと荒い呼吸を繰り返し、真っ赤な顔で目を虚ろにしていた。

「…イキ…、…そう…!!」

「まだだよ」

　そう言った引間の手が不意に洋平のペニスの先端を包み込んだかと思うと、

　グリュッ!!グリュグリュグリュグリュッッッッ!!!!

　と言う鈍い音を立ててそこを刺激し始めたのだ。その途端、

「ひぎゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

　と、洋平が金切り声で絶叫する。

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

　上半身をビクビクと何度も何度も跳ね上げ、その刺激に狂ったように身悶える洋平。

「…せ…ッ、…先生…ッ!!…もう…」

「イキたい？」

　引間が尋ねると、洋平はガクガクと首を縦に振る。だが、引間はニヤリと笑うと、

「まだだよ」

　と言い、洋平のペニスを刺激していた手を離した。

「うがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

　狂ったように上半身をバタバタと跳ね上げ、叫ぶ洋平。

「…イキ…たい…ッ!!…オレを…ッ、…イカせてくれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

　目からは涙を、口からは涎を零す洋平。

「しょうがないなぁ」

　引間はニヤリと笑い、その目をギラリと光らせた。そして、

　グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

　と言う鈍い音と同時に、洋平の筋肉質な胸の右側の突起に顔を近付けると、

　…チュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!

　と言う音を立てて吸い付いたのだ。

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」

　その途端、洋平はガクガクと体を震わせ、

「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!」

　と絶叫した。その瞬間、

　ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!

　と言う物凄い音と共に、洋平のペニスから大量の濃白色な強烈な臭いを放つ液体が物凄い勢いで飛び出し、宙で弧を描いた。

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」

　洋平の体が激しく痙攣を繰り返し、ドスンドスンと言う音と共にその筋肉質な双丘がマットを叩き付ける。